永年の輝きを持つ「漆」
漆の木を育てるには一本につき、15年ほどかかるため、採取に至るまではとても手間暇がかかり、気の遠くなるような過程を必要とします。
しかし、一本の漆の木からとれる量は、シーズン中の6月から10月まででわずかにコップ一杯程度。
このように手間をかけて取れた漆は、美しさ・強靭さが評価され、食器・家具から始まり楽器などにも用いられます。
熱や湿気にも強く防虫の効果もある天然万能塗料、「漆」
そんな自然からの贈り物を使用し、深海のような深みの色味と重厚な艶めきが調和した帯を西陣織職人が作り上げました。
コートや羽織に最適。
透け感と美しい模様を作り出すシルクオーガンジー